こどもが「お絵かき(絵画)」をスクールや教室に通って学ぶということにどういった印象をお持ちでしょうか。
絵をうまく描かせたい…といったことでしょうか。
もちろんこれらの目的も決して間違ってはいないですし、ご家庭によってお絵かきをはじめるきっかけはさまざまです。
それでも、これだけは絶対に覚えておいていただきたいこと、
それは、お絵かきや絵画を学ぶことは必ずしも「うまく絵を描けるようになることではない」ということです。
そこで今回は、絵をうまく描けるようになる以上に大切な「お絵かき(絵画)の魅力」についてご紹介します。
お絵かき(絵画)の魅力ってなんだろう?
小さなころからこどもに紙とクレヨンを渡していれば、何もいわなくてもお絵かきが好きになって自然とうまくなっていくのでは、
それならお絵かき(絵画)教室って別に通わなくても・・・、と思われる方も多いのではないでしょうか。
もちろん、こういった考えは間違いではないでしょう。
それでは、どうして私たち「リトルアーティスト100」の絵画教室があるのでしょうか。
その答えこそ、最も大切なポイントである「お絵かきの魅力」を知ることで紐解くことができます。
◎お絵かき(絵画)を学ぶのは絵をうまく描くことではない!?
絵を描きはじめた頃からうまく描けていたというこどもは、
ある意味絵を描く才能があるともいえるでしょう。
そして、この絵を描く才能というのが見いだせていないとしても決して問題ではないのです。
その理由は、絵画(お絵かき)教室で絵を学ぶということは、
「絵をうまく描けるようになる」ことが最終目的ではないからです。
こどものころから絵画教室に通うことは、絵をうまく描くことがすべての目的ではなく、
なによりも大切なのは「創造力」、「知恵」、「心」を育むことがこどもたちの未来のためには必要不可欠だと考えています。
◎お絵かきで養う「知育」とは?
最近、「知育」という言葉をよく耳にすることはありませんか?
知育とは、こどもの考える力を育むための教育のことをいいます。
現代のこどもたちは、インターネットが普及し、パソコンやスマートフォン、
タブレット端末があれはたくさんの情報をいつでもどこでも簡単に得ることができるようになりました。
これらの膨大な知識は、こどもたちの選択肢や世界を広げるためには大きな要素となりました。
その一方で、情報や知識はあっても、その知識をもとに自分自身で考えて行動するという
積極性や適切な判断能力が低下しかねないという不安要素がたくさん生じてしまったのです。
こういった時代の中に生きている現代のこどもたちに必要だとされること、それが「知育」により「考える力」を育むということなのです。
考える力をこどもの頃から養うことで、どのように行動して社会のなかで快適に過ごしていけるかを自分自身で考えられるようになるのです。
リトルアーティスト 100 では、絵をうまく描けるようになることよりも、
お絵かき(絵画)を通して創造力や知恵、そして心を育むことを目的に知育を行っているのです。
◎幼児期から「考える力」を知育で鍛錬することが大切!
お絵かき(絵画)を通して、考える力を育む「知育」を行うことができます。
知育は幼児期から始めたほうが確実に効果はでやすいとされています。
幼児期は右脳の働きが活発になっていることから、聞いたことや見たもの、
そして触れたもの、見たことを感覚で身につけることができるからです。
大人のように教わったことを頭で難しく考えてから表現するのではなく、
感覚的に養ったことを自由に表現することができるのです。
感覚的に物事を捉えられる吸収力のいい幼児期から知育を受けていれば、
お絵かき(絵画)を通して創造力(想像力)が身につき、多様化する社会のなかでも活躍できるような知恵、そして心を養うことができます。
このように、お絵かき(絵画)の魅力は、こどもたちが今後どのような時代が訪れても
柔軟に対応しながら生き抜く強い力を高めるためにもとても大切なことだといえるのです。